栄養科では患者さんの声に耳を傾けながら衛生的かつ楽しみを感じていただける内容豊かな食事提供を心がけています。また、多職種と連携しながら効率よくリハビリができるようサポートする他、栄養指導や食事相談を行い、患者さん・ご家族が退院後も安心・安全に食事が召し上がれるよう努めています。
嚥下食について
当院では咀嚼(噛む力)や、嚥下(飲み込む力)機能に合わせて食事の形態を選択できるように食種を以下のように段階別に分けています。
- 常食
- 軟食
- 一部きざみ食
- 粗きざみトロミ食(学会分類 4)
- 極きざみトロミ食(学会分類 3)
- ムース食(学会分類 2-2)
- 開始食(エンゲリード)
選択メニュー
当院では常食、軟食を召し上がっている患者さんを対象に、毎週金・土・日曜日の昼食にA・Bランチの2種類の献立よりいずれかを選択することができます。食事が楽しみと思っていただける工夫として、新しいメニューを日々、取り入れています。
献立表
◎ 2024年11月25日~12月1日
行事食
季節に合わせた特別メニューを月に1~2回行っております。また、病院内でも季節を味わえるように、管理栄養士一同、心を込めて行事食カード作成にも力を注いでいます。
お正月 特選献立
RO水
当院の御飯は、水にこだわって提供しております。
栄養指導・食事相談
当院では一人一人に合った食事量を計算し、提供しております。入院後、食事内容の説明、嗜好・アレルギーの有無・喫食状況などの確認に伺い、満足して召し上がっていただけるようにサポートしています。
また、病院での治療食の内容や食事形態に応じた食事についてなど、ご家庭に帰られてからも継続して食事が召し上がれるよう、患者さん、ご家族に向けて栄養指導を実施しています。
ミールラウンド
実際の食事場面を観察し、より良い食事環境が整えられるよう多職種と情報共有を実施しています。 また、患者さんの食事摂取量を確認しながら食事提供内容を検討しています。
カンファレンス
患者さんが効率よくリハビリテーションが行えるように、多職種で定期的にカンファレンスを実施し、ベストな状態での退院を目指しています。