理事長挨拶

戸田中央メディカルケアグループ(TMG)は、1962年(昭和37年)の創立以来、“愛し愛される”の理念のもと、埼玉・東京・千葉・神奈川・静岡の1都4県の各地にて、医療・介護・保健・福祉を一体的に提供する「トータル・ヘルスケアネットワーク」の確立に努めてまいりました。
 当院は、2002年(平成14年)に、TMG初の回復期リハビリテーション病棟を有するリハビリテーションの専門病院として、グループの基幹病院である戸田中央総合病院の隣接地に開設しました。そして、2019年(令和元年)、さらなる地域医療への貢献をめざし、患者さまの早期の在宅復帰に向けて、生活のすべてをリハビリテーションとするためのさまざまな工夫を盛り込んだ新病院を竣工いたしました。
 急激な少子高齢化の進展や疾病構造の変化などにより、疾病予防とともにリハビリテーションの重要性がますます増大するなか、これからも当院は常に患者さま一人ひとりと真摯に向き合いながら、地域の皆さまのご期待にこたえられる良質な医療・看護・リハビリテーションの提供に鋭意、努めてまいります。

理事長 中村 毅

院長挨拶

 2002年(平成14年)4月に129床で新規開院した当院は、2019年(令和元年)11月1日に埼玉県内最大規模の200床で現在地へ増床移転いたしました。このたび、開院時より当院の陣頭指揮を執ってこられた佐藤信也名誉院長の後任として、2021年(令和3年)1月、中村毅理事長より病院長を拝命することとなりました。
 私は2012年(平成24年)より、リハビリテーション科指導医、並びに整形外科専門医として常勤勤務し、2014年(平成26年)からは副院長として臨床業務のみならず管理業務にも携わってまいりました。
 当院はリハビリテーション専門病院として開院以来、18年余りの間におよそ9,000名の入院患者さまにご利用いただき、その約9割を在宅復帰につなげてまいりました。その一方で、慢性的に入院までお待ちいただくことも多く、地域の皆さまにご不便をおかけしてまいりましたが、増床移転により入院待機はかなり改善されました。院内各所のハード面も大きく改良を遂げ、従来の2倍の床面積となった各フロアには、100㎡超のリハビリテーション室と3室の言語聴覚室をそれぞれに配置しております。また、在宅復帰への不安を払拭できるようにADL室も各階に設置いたしました。
 当院の今後のさらなる発展に、どうぞご期待ください。

院長 西野 誠一

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